不動産相続の用語集 | 贈与(ぞうよ)

贈与(ぞうよ)
贈与とは、当事者(贈与者)が自らの財産を無償で相手方(受贈者)に与えることです。当事者からの一方的な譲渡ではなく、双方の合意(契約)に基づくことが特徴です。この贈与には、贈与者の存命中に行う「生前贈与」と、贈与者の死亡によって効力が生じる「死因贈与」がありますが、生前贈与は相続が発生する前に(相続税の課税対象となる)被相続人の資産額を下げることができるなどの意味で、相続税の節税対策に繋がる可能性があります。
しかし、個人資産の生前贈与を行う場合、「贈与税」が課税される場合があることに注意が必要です。この贈与税には、「暦年課税」と「相続時精算課税」という2つの課税方式があります。相続税の節税効果を高めるためには、財産の性質や贈与の期間・人数などの条件を考慮した上で、最適な贈与税の課税方式と贈与方法を選択する必要があります。
なお、「相続時精算課税」は、原則60歳以上の父母又は祖父母から20歳以上の子又は孫に対する贈与であることなど、一定の要件を満たす場合のみ選択が可能となります。
贈与税がかかる場合及び相続時精算課税を適用する場合には、受贈者が税務署に事前に申告し、納税する必要があります。